サビ管パパの話

キシと言います。福祉事業所でサービス管理責任者をしています。

うまくいかなかった事例

先日、研修を受けた時の話・・・

 

多数の事業所が参加し、それぞれの事業所から事例の発表があった

自分も含め、多くの事業所がうまくいったケースを発表する中で、

一つの事業所が「うまくいかなかった事例」について発表した

 

発表者は「うまくいかなかった事例で申し訳ない、、、」と話していたが、

自分としてはどの事例発表よりも新鮮で、印象に残った

 

正直、毎日支援を行っていると、

うまくいった事例よりもうまくいかない事例の方が多い

 

そして、うまくいかなかった事例の方が、

反省をしっかりし、新しい支援方法を考える貴重な機会になる

 

うまくいかない経験をたくさん積むことで、

数少ないうまくいく事例が生まれてくると思っている

 

そのことを今回の研修で改めて気づかされた

 

今度はうまくいかなかった事例の発表会をやりたいと思った

 

サービス管理責任者とは

サービス管理責任者は、

指定された研修を受ければ、基本どんな方でもなることができる

 

ただ、個人的には誰でもなれるが、誰でもできる仕事ではないと思っている

 

特に、メンタル面で不安定な方、感情的になって行動ししまう方は

サービス管理責任者の仕事をする上で難しいと思う

 

利用者さんはもちろん、職員にもいろいろな方がいる

その方々と日々やり取りを行っていく必要がサービス管理責任者にはある

 

そんな時、自分の感情をコントロールできず、感情的に行動してしまうと、

利用者さんや職員を不安にさせたり、信頼関係を損なう恐れがある

 

人によっては、サービス管理責任者になれば気を付ける、という人もいるが、

今できていないことが、

立場が変わったからと言って急にできるようになるとは思えない

 

サービス管理責任者が増えることは嬉しいが、

適正も必要であることを知っていた方良いとも思う

まだまだ力不足

「以前の職場よりも人間関係は今の職場の方がしんどい」

 

利用者さんと面談した時にあった言葉

 

勝手に一般就労(障害者雇用)よりも就労系の福祉サービスの方が、

利用者さんにとっては居心地が良いと思っていた

 

それが、この言葉によって考えさせられた

 

もちろん、前職で大変だったり、辛かったことがあったことも事実

ただ、全部が全部、今の方が良いわけではない

 

自分の力を過信せず、どん欲に成長していこうと思った今日でした

話を聞いてもらえるということ

今日はある利用者さんから家族の話を聞いた

 

直接、うちの事業所に関することではない

 

ただ、話をし終わって、「忙しいのに聞いてくれてありがとうございました」と言ってくれた利用者さんの顔は、話す前の顔よりも何となくスッキリしていた

 

この仕事をしていると、話を聞く機会は多い

もちろん、とても深刻な悩み相談の時もあるが、他愛もない雑談の時もある

 

忙しい時や自分に余裕がない時は、そんな話を聞く時間はないのに、、、と思うこともあるかもしれない

 

しかし、自分に置き換えてみた時、誰かに話を聞いてほしい時はないだろうか

 

そして、話を聞いてもらった時、

何となくスッキリした気持ちになったりしないだろうか

 

誰かの話を聞くこと

とても大切なことだと思う

 

ミーティングが課題

今日の主な仕事は以下の通り

・体温チェック

・昨日の記録関係のチェック

・採用面接

・面談

・個別支援計画作成

・スタッフミーティング

 

概ね予定通りにできたが、

スタッフミーティングがイマイチだったか、、、

終わり際に集中力が切れている職員がいた

 

要点を絞り、いかに職員を巻き込んでいけるか

 

今後の課題だな

働く上で大事なこと

働く上で自分の障がいについて職場に知ってほしいことは大事なこと

職場に理解してもらうことで、できることも増え、働きやすい環境になることもある

 

ただ、理解してもらうことだけを重視してしまうとうまくいかないことが多い

職場について、自分自身も理解しようとすることが大事

 

人間関係で自分のことばかり優先してしまうとうまくいかないのと同じで、

自分が職場のことを理解していくことが大事

 

同じように、合わせてもらうだけでなく、合わせていこうという姿勢も必要

 

働いていくために大事なこと

就労継続支援A型事業所

福祉サービスの中で就労系のサービスはいくつかあります。

 

就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、、、、など

 

現在私がサービス管理責任者として働いているのは、

「就労継続支援A型事業所」

 

他の就労系サービスとの違いとして、

利用時に『雇用契約』を結ぶことが大きいです。

最低賃金が保証される

 

その分、採用面接があり、利用希望があっても、

採用の可否によって利用できるかどうかが決まる時もあります。

 

一般就労を目指したい人、

お金を稼ぎたいけど、まだ一般就労だと自信がないので働く訓練をしたい人、、、

 

利用の理由は様々ですが、

働きたいという気持ちが強い方々が利用しています。